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2015年9月30日

【近畿地方】 大阪府と「高齢者にやさしい地域づくり推進協定」を締結し、高齢者の見守りを推進します

株式会社ローソンは2015年9月18日(金)、大阪府と「高齢者にやさしい地域づくり推進協定」を締結しました。
大阪府では急速な高齢化が進むなか、ひとり暮らしの高齢者世帯や認知症高齢者の増加が大きな社会問題となっており、認知症の方の早期発見のため、市町村とともにSOS見守りネットワークの構築を推進しています。コンビニエンスストアに対しても見守り協力の要請があったことから、このたび協定を締結することになりました。
この協定に基づき大阪府とローソンは今後、認知症に対する正しい知識の普及・啓発、認知症徘徊行動等による行方不明高齢者等の早期発見・保護など、高齢者の見守り等の連携と協働に取り組み、高齢者にやさしい地域づくりを実現してまいります。
【協定の主な内容】
  • 高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる地域づくりの実現のため、5つの取り組みを推進します。
  • (1) 認知症徘徊行動等による行方不明高齢者等の早期発見・保護
  • (2) 認知症に対する正しい知識の普及・啓発等
  • (3) 高齢者の見守り・安否確認等
  • (4) 高齢者及び若年性認知症者の雇用の促進
  • (5) 地域活動支援等

ローソンなどコンビニエンスストア4社と大阪府が協定を締結しました

■大阪南支店 生野巽東三丁目店での高齢者見守りの事例
2014年夏、14時ごろに60から70代の男性の方が来店し、「家がわからない」とクルー(パート・アルバイト)に申し出られました。男性が家族の連絡先を持っていたことから、家族に連絡したところ、家族の皆さんは男性が行方不明になったため、捜索願いを出そうとしていたところでした。家族が迎えに来るまで売場に椅子を置いて座って待っていただき、その後、男性は家族と合流することができました。